◎診療時間のご案内
 


医学の進歩は目覚しいものがあります。しかし、依然として限界があるのも事実です。必ずいつかは命は尽きます。

病気になったからといって、自分の家に居ることを、いったい誰に許しを請わなくてはならないのでしょうか?

事件・事故・災害で人生に終止符を打たれないですむのであれば、殆どの場合、なんらかの病名をつけた「死亡診断書」という切符を持って三途の川を渡るのです。

私は、過去には地域の中核病院の現役の外科勤務医として連日連夜の手術をこなす一方で往診に飛び回り、10年あまりの間に50例ほどの「在宅死」を見届けてきました。

病院にお見舞いに来てくれたお孫さんの笑顔は、自宅での笑顔と同質でしょうか?

「状態の悪い」方こそ、自宅への道案内をさせていただきます。