◎診療時間のご案内
 
いわゆるイボ痔、切れ痔、痔ろうなど、肛門疾患全般についての診断・基本的加療を行います。


一方的に医者が覗き込む通常の肛門鏡を使用した診療では、受身になりがちで、「肛門の診察は恥ずかしい」と感じる方は多いと思います。あとでスケッチなどで説明を受けることが多く、病態のイメージがつかみにくいので、治療方針を決めるのにも困惑される方も多くいらっしゃいます。当院では、直腸・肛門の状態を電子カメラでモニターに映し出しますので、画像を一緒にご覧いただきながら肛門の状態を診察します。患者様ご自身も一緒に診断のプロセスを共有していただきますので、前向きな気持ちで治療に取り組んでいただけます。


内痔核(直腸粘膜側のイボ痔)に対して、ゴム輪を使った結紮術を行います。特に準備は要りません。外来のその場で数分で出来る治療です。


血便は、肛門のトラブルとは限りません。大きな病気の前兆のこともあります。どうか一人で悩まずに、何なりと御相談ください。



かかりつけ医として風邪・高血圧など幅広く基本的診療をさせていただきます。


外科医は、内臓の手術の前には、自分が執刀する患者さんの病状を、手術するべき病気のみならず基礎疾患までもしっかり把握しなければなりません。術前・術後の管理がきちんと行わなければ、技術としての手術がうまくいっても患者さんの命を助け、社会復帰をしていただくことは出来ません。術後に血圧や血糖が高いからといっていちいち専門科の医師に診てもらうことは出来ません。術前術後の内科的管理が出来なくては、外科医の仕事は出来ません。外科医ならではの全人的医療を行ってまいります。